耳が痛い情報を正しく部下に伝え、行動変容を促しパフォーマンスを上げるためのメソッド
部下に対して『ネガティブなフィードバック』を行うことには、苦手意識やためらいがあるという声を多く聞きます。
【上司の声】
「変化が激しいビジネス環境で、部下の行動を変えてもらい組織のパフォーマンスを上げていかなければならない。」
「しかし、わざわざ嫌われる危険性やハラスメントのリスクを冒してまで、耳が痛い話はしたくない...。」
「ネガティブなフィードバックをしなければならないのはわかるが、具体的にどう伝えればよいか分からない...。」
「年上部下が増える中、モチベーション向上や行動変容が難しい。」
「若手社員に厳しい事を伝えると、すぐに辞めそうで躊躇してしまう。」
各社の上司からは、上記のような本音が多く出ます。
こうしたなかで、以下のような課題を持つ企業が増えてきています。
【企業の課題】
- 苦労して採用した若手が早期に離職してしまう。
成長への指摘がてきない『優し過ぎる』上司や職場に対し、若手は自分を成長させてくれない『ゆるい職場』では働き続けたくないと離職していく... - ジョブ型人事制度や定年延長などの人事制度改訂に伴い、年上部下を持つ上司が増えている。
様々な要因により、年上部下の成果・意欲と期待との間にギャップが生じてしまうこともある。
そんな年上部下に対し、元上司や先輩といった関係性もあり、過度に遠慮してしまう。
『見て見ぬふり』をする上司によって、本人のパフォーマンスは改善されないうえに、
周囲の同僚や若手のモチベーションも下がり、組織全体のモラルやパフォーマンスが下がっていく...
このようなスパイラルから抜け出すには、上司・部下の間で適切なフィードバックが行われる風土を醸成していくことが大切です。
この講座では、上司が適切なフィードバックを行うために必要なマインドとスキルを学び、実践的なロールプレイングを通して自身の課題に気づくきっかけを提供します。
人間の心理プロセス、コミュニケーション構造を踏まえた内容により、フィードバック力の向上を支援いたします。
- 組織開発のプロがパフォーマンスギャップの発生する要因をわかりやすく解説。問題の本質を理解することができます。
- 人間の心理プロセス、コミュニケーション構造を踏まえた内容により、部下の行動変容を促すための効果的なフィードバック手法が学べます。
- 実際の部下を想定した面談準備、ロールプレイング演習によって、部下との面談やコミュニケーションを行ううえでの自身の課題に気づくことができます。
目的・学習目標
- 今の時代に必要なキャリアの考え方、人材マネジメントの考え方を知り、部下のキャリア支援を行う必要性、メリットを理解します。
- ギャップが発生する要因を押さえ、部下へフィードバックを行うために必要なマインドセットとスキルセットを理解します。
- 実際の部下を想定した面談準備、ロールプレイングを経験することで、部下との面談やコミュニケーションを行ううえでの自身の課題を認識します。
5つのマインドセット
講師のご紹介
難波 猛
マンパワーグループ株式会社ライトマネジメント事業部
シニアコンサルタント
詳しく見る
著書:
ネガティブフィードバック「言いにくいこと」を相手にきちんと伝える技術|アスコム出版
リーダーなら必ず身につけたい「耳の痛い話」の上手な伝え方。部下から嫌われない、部下が成長する、部下がやる気を出す、パワハラ予防にも役立つすごいメソッド、それが「ネガティブフィードバック」です。3000人以上のキャリア支援を行ってきた著者が培ってきたノウハウに加え、心理学やキャリア論のロジックも活用しながら構築しました。
概要
対象 | 管理職 |
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研修内容 |
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