- 前職
- 製造業 品質管理
- 現職
- 損害保険 損害保険調査員
キャリアコンサルタントの方との初回面談では、自動車運搬キャリアカーの運転手、雇用形態は正社員という具体的な希望を出しました。また、希望条件に沿った企業に、半年以内の内定を目指して、再就職活動をスタートしました。
- 一見関係のない業界でも、共通点を見出すことができる
- 雇用形態にこだわるより、長期の雇用が見込めることを優先
- 希望の活動期間を超えても、積極的に応募をかける
活動開始時のプランに沿って
活動のスタートにあたり、キャリアコンサルタントの方に、私の希望を聞いてもらいました。キャリアの棚卸しをコンサルタントの方と進め、製造企業での品質管理と製造経験が長いことを明確にしました。品質の概念はどんな職種にも通じるため、広い選択肢を得られる可能性があると考え、経歴書は品質管理の経験を重視して作成しました。
未経験を理由に面接は失敗
自動車運搬キャリアカーの運転手、雇用形態は正社員という希望に沿って、キャリアコンサルタントの方から、運送関係3社の面接を取り付けてもらいました。しかし、いずれも『経験がない』ということを理由に不採用という結果になってしまいました。
担当のキャリアコンサルタントの提案で異業種へ
その後、数社応募しましたが、いずれも経験を理由に内定を取ることができませんでした。そこへ、キャリアコンサルタントの方から、新たに職種変更のご提案があり、損害保険調査員へ応募をすることになりました。当初は、保険業など、まったくの未経験業界なので、失敗続きであった運送業と同じ結果になると思いました。しかし、考え方を変えてみると、自動車に係る仕事ということで、これまでの製造業での経験が活かせる可能性もあり、思い切って挑戦することにしました。実際応募面接を受けた結果、見事に内定を獲得することができました。
活動を振り返って
決定した会社は、正社員ではなく契約社員でしたが、問題がなければ65歳まで確実に契約更新されること、就業条件も他の求人案件より高く、最終的には満足しています。物損事故調査業務なので、危険も少ないため家族も賛成してくれました。活動開始から決定まで、当初の希望である半年を越えましたが、あきらめずに活動して良かったと感じています。
この決定がうまくいった一番の要因は、ご本人の職種変更へ対する決断力でした。もちろん、希望条件で探し続けることもできましたが、これまでのキャリアをしっかりと振り返れば、思ってもいない活躍の場があります。活動初期の希望職種ではありませんでしたが、結果的により多くの希望条件をクリアすることになりました。