個別のミスマッチ対応から、まとまった規模の希望退職募集まで、法令遵守のもと安全に実施遂行をサポート
雇用調整とは、企業が景気の変動や事業活動の増減によって生ずる労働力需要の変化に対処することを指します。
企業が直面する経済的な困難や変化に対応するために、雇用調整は時に避けられない課題となります。当社の「雇用調整コンサルティング」サービスは、企業がこの重要なプロセスを円滑かつ法的に適正に進めるために必要な支援を提供します。
このような企業の課題にお応えします
- 採用時に見ぬけなかったミスマッチ人材や、パフォーマンスが振るわず不活性化した従業員等を、個別に退職勧奨せざるを得ない企業様
- 業績の良・不調に関わらず、事業や組織の再編・縮小、人員構成の是正等、様々な構造改革や人事的課題により、人員削減を必要とする企業様
- 初めての雇用調整をトラブルなく円滑に進めたい企業様
サービス概要
雇用調整や再就職支援の導入は、多くの企業にとって、普段あまり取り組む機会がない分野であり、自社にそのための専門的なノウハウが不足していることがよくあります。また、具体的な他社の事例や公開されている情報も限られているため、取り組み方に悩まれる企業様も多いのが現状です。
その中で、当社のコンサルタントは豊富な実績と専門的な知識を基に、企業様の課題をしっかりとヒアリングし、国内外の事例や労務に関する多様な判例を参考にしながら、実行可能な施策や計画をご提案します。さらに、企業様と共に社外転進することになった方々の"新しい出発" をサポートします。
ポイント
- 専門知識と経験豊富なコンサルタント
労働法や人事管理に関する深い知識を持つ専門家が、企業の状況に最適なアドバイスを提供します。 - 柔軟なサポート
企業の規模や業種に応じたカスタマイズされたサポートを提供し、どのような状況にも対応します。 - 施策全体にわたるコンサルティング
希望退職募集の場合、大義の構築や退職優遇条件の設計から、制度発表時の想定問答や帳票類の準備はもちろんの事、面談の進め方、事後のフォロープログラムに至るまで、施策全体に渡って支援します。
雇用調整施策を失敗させないために
企業が雇用調整を実施する際、予期せぬ結果が生じることがあります。目標未達や過達、コア人材の流出、社員のモラル低下などが企業運営に深刻な影響を与える可能性があります。これらの問題を避け、効果的な施策を進めるためには、経営計画に基づいた戦略的なアプローチと専門的な知識が不可欠です。
雇用調整施策が招いた失敗例
- 数的目標規模が経営の思惑通りにいかない(未達・過達)
- 目標未達に伴い、人件費削減効果が現れない
- 目標過達に伴い、特別損失額の計上が予定を上回る
- コア人材の流出により実施後の業務に支障をきたす
- 非コア人材の残留
- モラル低下を誘発し社員のモチベーションが下がる
- 社外トラブルにより社会的信用を失墜する
成功させるポイント
- 経営幹部の意思統一及び一枚岩体制の構築
- 削減対象者の論理的かつ客観性のある人選
- 退職者にとって魅力的で誠意ある退職条件の設計
- 充分なコミュニケーションの実現