育成対象人材へのアクションラーニングプログラム(ALP)の実施
育成段階においては、ポテンシャルの確認、アセスメントの実施等を経て選抜された育成対象人材に対して、各自の能力開発活動と並行して、アクションラーニングプログラム(ALP)を実施することにより、次世代経営人材としてのマインドとスキルセットを行います。
企業のおかれている状況や保有課題は様々です。従って、個社のニーズに応じてカスタマイズを行いプログラム提供しています。
アクションラーニングプログラム(ALP)のフロー例
体制
- 選抜された参加者を5名/1チームのアクションラーニングチーム(ALT)に分けます
- アクションラーニングプログラム(ALP)の推進チームを立ち上げます
ALP推進チーム
- エグゼクティブスポンサー1名(経営トップ、プロジェクトオーナー)
- プロジェクト推進事務局(企業より1~2名 選出)
- アクションラーニングチーム毎に、ファシリテーター2名(弊社より選出)
期間:6ヶ月
取り上げるテーマと進め方の例
アクションラーニングチーム毎に実践課題に取り組む(ステップ3におけるワーク)
例えば、以下の実際のテーマを設定して学びながら、実践します
テーマ
- 市場分析と新規事業計画の策定(中期経営計画の事業成長戦略より)
- 組織変革のリーダーシップと営業基盤の強化と推進
- 業務改善と効率化(システム構築、ロジスティックス)
- 職場の風土改善と組織マネジメント(組織サーベイ、意識調査結果より)
進め方例
- 組織が現在ないし今後3〜5年の間に直面すると思われる課題を10項目洗い出す
- 各課題の優先順位を重要性・緊急性から判断し、最も重要な経営課題を選び出す
- 課題の真因仮説を立て、検証
- 真因に対する解決策を立案
- 実施に向けての実現可能なアクションプランを作成
上記より効果的に討議、決定、進行できるようにコーチがファシリテートします。設定するテーマにより異なりますが、必要となる基礎知識のインプットとして、例えば全てのテーマ「論理的思考と問題解決」や「プロジェクトマネジメント」は必須となります。また、テーマ2であれば、「事業構想・経営計画の立て方」「マーケティング」「アカウンティング・ファイナンス」テーマ4であれば人事組織マネジメントが考えられます。このように必要に応じて、専門講師により講義を行います。