人生100年時代に活躍するためのキャリアの考え方と、上司との建設的コミュニケーションのポイントを学ぶ
キャリア開発支援の取り組みのなかで、評価面談にキャリアに関する項目を取り入れる、キャリア面談を導入する企業が増えています。
しかし、面談に臨む上司と部下(評価者と被評価者)の間には、お互いへのコミュニケーションに関する課題感・不安感があることが多く見受けられます。
部下(被評価者)側からは、以下のような声を聞きます。
「自分のやりたいことを伝えることで評価が下がるのが怖い。上司の希望に合わせるようにしている」
「苦手な上司だとどうしても話しかけにくい。ましてや自分のキャリアのことなど聞いてもらえる気がしない」
一方で、上司(評価者)側からは、以下のような声を聞きます。
「部下のやりたいことの把握が難しい(聴いても出てこない・聴き方が分からない)」
「指示には忠実だが、自発的なチャレンジが少なく指示待ちになっている」
「年上部下やベテラン社員の意欲喚起やコミュニケーションに苦労している」
お互いに、部下のやりたいことが話せていない・聞けていない、部下が自発的に動かず受け身になってしまっている、という状況がうかがえます。
この講座では、部下(被評価者)側にフォーカスし、今の時代に求められるキャリアの考え方、上司とのコミュニケーションのポイントを学習することで、上記のような課題感・不安感の解消のきっかけとなることを目指します。
上司と部下との間のコミュニケーション課題に向き合い、組織内でキャリア開発支援がうまく行われている企業風土を醸成したい、社員のエンゲージメントやパフォーマンスを向上させたい場合にご利用いただける講座です。
- 今の時代に求められるキャリアの考え方を学ぶことで、部下(被評価者)自身がキャリアを考えるきっかけとすることができます
- 上司とのコミュニケーションのポイントを学ぶことで、上司と建設的なコミュニケーションを行うためのマインドを醸成することができます
- 上司(評価者)側にフォーカスした講座とあわせて行うことで、組織開発を進めることができます
目的・学習目標
- 今の時代におけるキャリアの考え方を理解します
- 3人の自分(過去の自分/現在の自分/未来の自分)を考えます
- 人生100年時代を見据えた働き方、生き方を検討します
- 上司と建設的なコミュニケーションを行う手法を理解します
講師
講師:難波 猛(なんば たけし)
マンパワーグループ株式会社 ライトマネジメント事業部 シニアコンサルタント
プロティアン・キャリア協会認定アンバサダー/人事実践科学会議 事務局長
立命館大学経営学部大学院 授業担当講師/日本心理的資本協会 理事
1974年生まれ。早稲田大学卒業、出版社、求人広告代理店を経て2007年より現職。
提案営業、研修講師、コンサルタントとして日系・外資系企業を問わず2000名以上のキャリア開発施策、人員施策プロジェクトにおけるコンサルティング・管理者トレーニング・キャリア研修等を100社以上担当。セミナー講師、官公庁事業におけるプロジェクト責任者も歴任。
著書『「働かないおじさん問題」のトリセツ』、『ネガティブフィードバック』、『雇用調整の考え方と進め方』、『「働かないおじさん」は、なぜ「働けない」のか?』
概要
対象 | 全社員 |
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期間 | 約75分 |
料金 | お問い合わせください |
推奨人数 | 無制限 |
研修内容 | 1.キャリアマネジメントについて キャリアの考え方(3人の自分) 今の時代のキャリア|キャリアとライフの関係・個人と企業の新しい関係 キャリアを考える基本的な枠組み 人生100年時代|キャリアを切り拓くキーワード 2.ボスマネジメントについて 上司との関係性を考える ボスマネジメントで必要なこと ギャップを埋めるコミュニケーションのポイント ・ワーク有:ワークシートに書き込む方式で内省を深め、アウトプットできます。 |