環境変化への対応と自身の原動力を考える
人は年代によって組織や社会から求められる役割が変わるため、キャリアの描き方にも違いが生じます。そのため、キャリア教育も年代別に行うことが有効です。
この講座は、50代社員向けにキャリア教育を展開していきたい場合に、ご活用いただける講座です。
50代になると、もう自分は昇格もできないし、成長する必要もない(キャリアの停滞感)と考えたり、今後の自分自身が活躍していたり、活き活きと生活しているイメージがわかず、キャリアに不安を感じる人も少なくありません。また、目まぐるしく社会環境が変化し、デジタル化のスピードがより加速している昨今において、社会や技術の変化に対応できず、自分で学ぶことも諦めてしまい、企業から期待される成果とのギャップが生じてしまうこともあります。また、この世代は体系的にキャリアの考え方を学んで来ておらず、どうキャリアを考えたら良いのか分からない、キャリアを実現するためにはどうしたら良いのか分からない、と悩んでいる方も多い世代です。
このような課題に対し、この講座ては、「自身の働く意味」「自身の強み」を自分自身と向き合いながら考察することによって、内側にある動機や自身の強みにフォーカスします。企業の第一線で活躍して得た経験や働く上で大切にしている価値観を客観的に振り返ったうえで「組織にどう貢献できるか」をあらためて考え直し、新しいキャリアを設計することで、働く原動力を高めます。
※こちらの研修を実施されたお客様インタビューを紹介しております。
- 50代社員に求められる役割、課題傾向に基づいたコンテンツ設計です
- 環境変化に対応するために変えるべき行動を内省します。変化に対応していくために敢えて取り組むこと=リスクをとること、変化に対応していくために決別しなければならないことを考え、予め予測しながら対応策を練ることの重要性を学びます
- 自身の価値観を探る価値観カード、自分らしい強みを見える化する能力図表等、豊富な棚卸ツールで内省を深めます
- 自身の願望・情熱・目的を振り返り、今後のキャリアを描くうえでの原動力を探ります
目的・学習目標
- キャリアの基本的な考え方、キャリアを考えるうえで今後身につけておくべき考え方を理解します
- 自身の価値観、自分らしい強みを棚卸しするとともに、環境変化をとらえ、自身の役割を内省します
- 環境変化に対応するために変えるべき行動を内省し、今後どのように変えていくかを言語化します
- 自身の願望・情熱・目的を振り返り、今後のキャリアを描くうえでの原動力を言語化します
- 今後の目標、実現したいことを描き、実現に向けて取り組むことを考察します(キャリアプランニング)
講師
講師:淺原 亮一(あさはら りょういち)
マンパワーグループ株式会社 ライトマネジメント事業部 シニアコンサルタント
大学卒業後、大手金融機関に入社。同社にて新規コールセンターの立ち上げのプロジェクトに携わるとともに、主に教育・研修等の企画、推進を10年あまり手がける。その後、株式会社ライトマネジメントジャパン(現マンパワーグループ株式会社)に入社。
人事制度の構築といったハード的な側面のコンサルテーションに加えて年代別のキャリアデザイン研修や上司向け部下のキャリア開発支援セミナー、新入社員研修、チェンジマネジメント研修、評価者研修といったソフト面の施策企画や実施にも幅広く携わる。大手から中小企業まで幅広いクライアントに対するコンサルティング実績を持つ。豊富な経験にもとづいた制度面、運用面、トレーニング面からの体系的なアプローチには定評がある。
概要
対象 | 全社員 |
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期間 | 約2時間 |
料金 | お問い合わせください |
推奨人数 | 無制限 |
研修内容 | 1.キャリアデザインとは 2.価値観の考察 3.強みの考察 4.役割と環境変化の考察(環境変化と変えるべき行動) 5.キャリアプランニング(情熱・願望・目的を考える) ・ワーク有:ワークシートに書き込む方式で内省を深め、アウトプットできます ・1単元は約5~15分程度。隙間時間でも切りよく受講可能です |