無意識の偏見に気づき、組織の判断力を高める
アンコンシャスバイアスとは、私たちが無意識のうちに持っている先入観や偏見のことです。アンコンシャスバイアスは誰しもが持っており、性別、年齢、人種、学歴、職種などに基づいて、知らず知らずのうちに人や状況を判断してしまうことがあります。この無意識の先入観や偏見は、時にはチーム内の信頼関係や協力体制を損なうことがあります。また、ハラスメントや差別と受け取られ、企業の評判や法的リスクにつながる可能性もあります。本研修では、自身の無意識の先入観や偏見に気づき、それを踏まえて職場でどう振舞うかを学ぶことを目的としています。無意識の先入観や偏見に気づき、相手を尊重した言動を行うことで、創造性や生産性が向上したり、ハラスメント発生のリスクを防いだりする効果が期待できます。
このような企業の課題にお応えします
- 上司と部下、異なる部署間、世代間などでの価値観の違いを互いに尊重し、風通しの良い組織にしたい。
- 無意識の言動がセクハラ・パワハラ・差別とならないよう、気づきや行動変容につなげたい。
- 「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)」を掲げているが、多様な人材が活躍できる職場環境を更に推進していきたい。
サービス概要
≪研修ゴール≫
- 自身が持っているバイアスに気づき、自身の職場での言動について考察し、チームのパフォーマンス向上に貢献するきっかけができている。
- 自分の思考のクセや判断の傾向に気づくことで、より客観的で柔軟な思考ができるようになり、周りとのコミュニケーションに活かすことができる。
- 「なんとなく合わない」「違和感がある」といった曖昧な理由での言動を減らし、部下や後輩に対しての適切な評価や育成につなげることができる。
ポイント
- 従業員の満足度やモチベーションを高め、離職率の低下や、優秀な人材の確保にもつながる。
- ハラスメントや差別的言動の予防につながり、企業のレピュテーションリスク対策としても期待できる。
- 無意識の偏見を排除することで、より客観的で公正な判断が可能となり、採用・評価・昇進などの場面での偏りを減らすことができる。
概要
受講対象者 | 若手社員~管理職 ※対象者に合ったプログラムをご提案いたします。 |
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期間 | 2時間~1日 ※ご要望に応じてご提案いたします。 |
推奨受講者数 | 25名以下 |
実施形態 | 対面またはオンラインでの集合研修 |
実施費用 | 個別にお見積もりいたしますので、お問い合わせください。 |
標準的なプログラム
≪例:1日研修の場合≫
- アンコンシャスバイアスとそれがもたらす影響
- 自分のバイアスに気づくためのワーク
- ケーススタディ
- バイアスに気づいた時の対処法
- グループディスカッション
- 研修の振り返りと今後のアクション