再雇用という転機を活かし、今までの経験を次のキャリアへと繋げる
再雇用者は、定年後や長年の勤務を経て新たな働き方に移行していくタイミングにあります。これまでのキャリアとは異なる価値観や働き方が求められるため、自身のライフステージに合ったキャリアプランを構築していく必要があります。また、再雇用を「キャリアの延長」と捉えるのではなく、自身のニーズと企業が求めている期待とのギャップを認識しつつ、「自分が新たに考えるキャリアの起点」との意識へと転換することが求められます。本研修では、主体的にキャリアを選択していくマインドを醸成するため、働きがいをもって職業人生を歩むために自身の価値観や経験、強みを振り返ります。その上で、組織から期待されている役割を認識し、今後の働き方や生き方を前向きに設計できるためのきっかけづくりをします。
このような企業の課題にお応えします
- 自身の価値観や強みを活かし、自分らしく働きながら組織貢献してほしい。
- 組織や周囲からの期待役割を認識し、前向きに業務に取り組んでほしい。
- 今までに培った経験やノウハウを踏まえて、周囲のメンバーのフォローをしながら、後進を育成してほしい。
サービス概要
≪定年前社員が抱える課題≫
- 役職や待遇の変化により、仕事への意欲が低下し、かつ「やらされ感」や「居場所がない」といった心理的な疎外感を抱いている。
- ITや業務プロセスなど新しい変化に対して関心が持てず、適応が難しい。
- 周囲のメンバーに経験をどう伝えるかのバランスが難しいと感じている。
≪研修ゴール≫
- 自身の価値観・強み・経験を再認識し、今後の働き方に活かすことで、「働く意味」や「やりがい」を再発見し、前向きな働き方ができる第一歩が踏み出せている。
- 組織内での新たな立ち位置や期待される役割を理解し、納得感を持って行動できるきっかけを得られている。
- ライフスタイルを含めたこれからのキャリアを再構築し、自分らしい働き方を考察できる。
ポイント
- 自身の役割や意義を再確認することで、再雇用者の意欲と貢献意識が高まり、結果として、業務の質やチーム全体のパフォーマンス向上に繋がる。
- 再雇用者の豊富な経験やノウハウを、若手社員や組織全体に伝える土台づくりになる。
- 不安や不満を抱えたまま働くことを防ぎ、再雇用者の定着率を高める。結果、組織に対する信頼感やエンゲージメントの向上に繋げる。
概要
受講対象者 | 企業で働く再雇用者 |
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期間 | 7時間程度 |
推奨受講者数 | 25名以下 |
実施形態 | 対面またはオンラインでの集合研修 |
実施費用 | 個別にお見積もりいたしますので、お問い合わせください。 |
標準的なプログラム
≪1日研修≫
- キャリアを考える基本的な枠組み
- 今日までの軌跡
- 価値観の考察
- 働く意味を考える
- 強みの考察
- 自身の役割の考察
- ライフプランニング
- キャリアプランニング