1つの企業が多数の従業員へ変化・変革を求めるメッセージを最初に送る際には、その変化の性質や、各従業員に取ってもらいたい行動などを明確に簡潔に伝える必要があります。
今回の新型コロナウイルスの拡散によるテレワークなどの新しい「変化・変革」を伴う仕事の進め方は、その内容自体が週単位で変化したりしますし(今週は時差出勤→翌週はテレワークへなど)、この状況が終息に向かった時にも、同じように変化・変革が続くでしょう。
そこで、このような会社から従業員へのアナウンスメントのような「1対マス」のコミュニケーションにおいて、「変化・変革」を期待する場合、以下の5つのポイントに絞り、端的に数行の文章で説明する事で、明確さを追求出来ます。
あくまでも、「数行の短文」で伝えるのがポイントです。また、このような伝達のフォーマットは、当然の事ながら、工場の閉鎖、一時休業、拠点の集約など、大きな変化・変革を伴う場合にも、使えます。
このような時代だからこそ、会社が従業員に求める変化を明確に簡潔に伝える必要があります。
ライトマネジメント事業部では、このような企業変化と従業員のアライメントを揃える為の人事・組織施策のコンサルテーションを行っています。
2004年から株式会社ライトマネジメントジャパン(現マンパワーグループ)にて勤務。日英のバイリンガルであることから、外資系企業向けの組織再編を含む組織開発のコンサルティングに関わり、様々な業界・組織規模の外資系企業約900社にて、1,900ほどのプロジェクトのリードを行っている。このような経験から得られた各社マネジメント層の意識やスキル・レベルのバラツキ感を目の当たりにしてきた結果、管理職層へのトレーニングやワークショップも顧客企業のニーズに合わせて日英両方の言語で実施している。また、エグゼクティブに対してはエグゼクティブ・コーチングを多数実施している。
これまでのキャリアの中では、米国のデジタル放送会社での受信機開発プロジェクトマネージャー、日系アパレル商社の海外工場(米国、インド、香港)の生産管理、企業研修会社でのコンテンツ開発・ファシリテーターを経験している。