このご時世、事前に再就職支援サービスについての情報収集をしておかれる企業人事は増えてきています。元々多かったうえに拍車がかかってきているのが現状です。
経営判断が下されるかなり前の段階から、人事としては機運を察知し、用心のために再就職支援サービスについて、また人員施策の法令を遵守した適切な手法や段取りについて、情報収集をしておかれ、身構えておかれるケースがほとんどです。
再就職支援サービスを提供している各社の諸条件や実績の優劣には、ほとんど大差がありません。再就職支援会社を選定する人事や購買、組合の立場からすると、平均決定期間(再就職支援期間)等は特に気になるポイントでしょう。しかし、支援会社間の比較においては、若干の違いはあれど、年変動によって多少上下する程度の範囲と言えるレベルです。その他、支援実績、利用者平均年齢、正社員での転進率、全国拠点網等々のデータは、比較するとほぼ同じ傾向と言って差し支えなく、大手総合人材サービス企業(4社)であれば信頼でき、甲乙つけがたいのが実情です。弊社のデータは以下をご参照ください。
※参考:ライトマネジメントの実績
ポイントを強いて上げるなら、昨今の動向から、定着率とオンライン対応の2点を挙げたいと思います。再就職先に入社した後、6ヶ月以内にその会社を辞めることになった場合、再度支援を再開するというサービスが付いているのが一般的です。その再支援率が10%以下、つまり定着率90%以上が1つの目安となるでしょう。(弊社では2021年実績で再支援率3%、定着率97%でした。)
またもう1つのポイントはオンライン対応です。キャリアカウンセリングにおいては、もちろん対面での面談が主ですが、この時節柄、非接触、オンライン対応が完備されている再就職支援会社であるかどうかは、重要なポイントです。支援サービス開始前の、事前のキャリア相談(見学)においてもオンライン対応が完備されているということも合わせて重要です。同じことがセミナーに も言えると思います。オンラインセミナーはこのご時世、必須と言えます。また、カウンセリングやセミナーを単にWebシステムで提供できるだけでなく、クラウド型のオールインワンの支援プラットフォームを提供しているのは弊社の強みで す。
詳しくは以下のホームページの中の「ご登録者専用の個人ページ」の項目をご参照ください。
※参考:ライトマネジメントのプラットフォーム~活動環境を整える~
しかしこれらのポイントも、決定的なものとは言い切れません。やはり最大の決め手は、人事の担当者様自らがプレ・カウンセリング(事前のキャリア相談/現地見学)を受けて回り、体感し比較していただくことが一番です。もしその為の時間が捻出できなければ、実際に見学して回った対象者の社員の方から、フィードバックを伺って頂きたいと思います。実際にそのようにされている企業の人事担当者様もおられます。どちらにしても重要なのは、人事担当者として来ている事を開示せず、一対象者として振舞っていただき、その時のキャリアコンサルタントの対応を見ていただくことにあります。そうすることで、各社のサービスの品質の違いが明らかにご体感いただけるはずです。
プレ・カウンセリング(事前のキャリア相談)や見学ということで、再就職支援会社に来られた際は、施設の豪華さではなく、応対するキャリアコンサルタントを観察していただければと思います。特に以下のような点が要確認です。
これらの着眼点に問題がなければ、にわか仕込みではないベテランのキャリアコンサルタントが定着した、しっかりした支援マインドとベースのある再就職支援会社と言えるでしょう。そして40、50代の相談者に対しても十分ご満足いただける支援が可能となります。人はそれぞれの事情があり、千差万別なのです。
そもそも再就職支援サービスとは、ただ単に転職先が決まれば良いというものではなく、お一人お一人の次なるキャリアに踏み出すための、人生の大きな岐路にあって、いかに寄り添った支援をし、励まし、伴走するかなのです。転職ノウハウはもちろんの事ですが、それ以上にお気持ちの整理や、マインドセットのためのカウンセリングが重要な役目です。中には不本意ながら社外転進せざるを得なくなった方々もおられます。場合によってはそのような不満を含め全てを受け止め、そのような忸怩たる思いを、「今後のキャリア」という将来に目を転じ、希望に転換し、動機付けて頂く場面もあります。正にプレ・カウンセリングがそのような大切な最初の出会いの場になるのです。そこでご本人の想いを語っていただくこと、このこと無くしてラポール(信頼関係)の形成はなされません。
人事の皆様のプレ・カウンセリング(事前のキャリア相談)へのお越しをお待ちしております。
再就職支援サービスの導入をご検討でしたら是非ともご相談ください。ライトマネジメント事業部は公開情報も限られるこの取り組みにおいて多数の課題解決の実績があります。貴社の課題に合わせた活用方法や導入手順など、 パーソナライズしたご提案をします。
機械設計のエンジニア経験を経て、財務系経営コンサルタント会社、次いで総務コンサルタント会社にて、コンサルティング営業として300社以上のクライアント企業に提案、コンサルティングを実施。
2002年、株式会社ライトマネジメントコンサルタンツジャパン(現マンパワーグループ)に入社。
クライアント企業の様々な人事課題に対する人事施策、ソリューション提案を通して、企画、プレゼンテーション、説明会、講師として従事。小さなスポット的な施策から、数億に及ぶ大型プロジェクトの統括までこなし、一貫してコンサルタントとしてクライアント企業のニーズに寄与。
大手新聞社・大手スポーツ用品メーカー・大手アパレル製造販売・大手精密電子機器メーカー・飲料メーカー・大手電機通信事業など様々な業界で30代~60代の幅広い年代のキャリア開発支援経験と実績を持つ。
■20代~(大手精密電子機器メーカー)
■30代~(大手アパレル製造販売、電子部品加工装置、大手精密電子機器メーカー、半導体装置販売・技術企業)
■40代~(大手新聞社、大手スポーツ用品メーカー)
■50代~(半導体装置販売・技術企業、大手電気通信企業、大手新聞社、大手スポーツ用品メーカー、大手アパレル製造販売、大手精密電子機器メーカー、大手電力会社、電子部品加工装置) 他