2022/09/26面接を振り返ることの重要性 ~再就職活動もPDCAが大切~
皆様がこれまで経験されてきたお仕事と同様に、再就職活動もPDCA(Plan→Do→Check→Action)が重要です。
再就職活動の中でも大切な「面接」が終わったら、必ず振り返りを行い、次に活かしていくことで内定への道が開けます。
<Plan:面接の前に準備することは?>
書類選考が通り、面接に臨むことになったら、皆様は何をされますか?
求人票を再度読み込む、応募企業や業界・競合他社について調べる、求めている人物像を想像しロールプレイを行う、など、念入りに準備し、計画を立てると思います。どのような質問をされるか、それに対してどのように回答するかのシミュレーションも重要ですね。また、面接の場では企業に対しての質問はありますか?という問いかけがあることも多いため、何か聞きたいことや確認してきたいことなどをまとめるのも良いかと思います。
▶参考記事:笑顔が苦手な人へ ー「練習」の先にある心からの笑顔
<Do:いよいよ面接本番です>
面接本番では、これまでの経験やスキル、意欲が面接官に伝わるように、しっかりお話しをしましょう。
事前に準備したことをうまく伝えられるかということも重要ですが、ご自身の良い点をしっかりと理解して頂く場でもあります。こちらの参考のコラムをご覧に頂き、面接の場で最大限の力を発揮頂ければと思います。
▶参考記事:キャリアコンサルタント本音の座談会④ 面接時のポイント編
<Check:面接が終わったら、振り返りをすることが重要です>
面接が終わり、結果が出るまでの間、期待や不安など複雑な気持ちで過ごされると思いますが、面接の振り返りの重要性はご存じでしょうか。面接が終わったら、その日のうちに、ノートやPCに記録を残しておきましょう。時間が経てばたつほど、記憶が曖昧になるので、忘れないうちに行うことが大切です。
◎ぜひ振り返ってほしい項目を下記にまとめてみました。客観的に面接を振り返ってみましょう。
- 面接時間はどれくらいでしたか?
- 面接官は、どんな立場の方でしたか?
- 面接官は、どのような質問をされましたか?
- 各質問について何を話しましたか?どのように回答しましたか?
- 聞き取りやすいスピードで話しましたか?
- 声の大きさは十分でしたか?
- 簡潔に話しましたか?
◎更に振り返りを深めるために、動画の再生を見ている観客になった気持ちで面接を振り返ってみましょう。
- 面接官はどのような意図で質問をしたと思いますか?
- 面接官はどのような表情をしていましたか?
- あなたはどのような表情をしていましたか?
- 答えにくい質問はありましたか?それは何故だと思いますか?
- 伝え方がうまくいかなかったとしたら、改善点は何だと思いますか?
<Action:整理した課題を次の面接に活かします>
振り返りをすることで、面接の課題が3つに整理できます。ここで整理した課題を次の面接に活かしましょう!そしてここで振り返った内容を、また次の面接の「Plan」に活かしましょう。
- 企業の理解:企業が求めている人物像や企業の業務内容を十分に調べる
- 自己理解:経験、スキル、強み等を言語化する
- 伝え方のテクニック:適切な話し方、声の大きさ、表情
再就職活動もPDCAが大切です
自分でしっかり面接を振り返るとともに、担当のキャリアコンサルタントと面談することもお勧めします。気がついたことを話すことにより、あなたの気持ち、思考、情報が整理され、課題が見えてきます。
PDCAを活用し、課題を次に活かすことで内定に近づきますよ。