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2024/10/15これから再就職活動をする方へ~経験者からのアドバイス~2024年版

「これから再就職活動をする方へ~経験者からのアドバイス~」はシリーズでお伝えしてきています。第一弾は、経験者からのアドバイスということで、再就職活動の参考になる皆様のコメントをまとめてご紹介しました。そして第二弾では、マンパワーグループとしてもご支援させていただく機会が多い50代後半~60代のいわゆるシニア層と言われる方々にフォーカスし、メッセージをお伝えしています。

今回は第三弾として、2024年を主な活動時期とし、実際に私たちマンパワーグループの再就職活動サービスをご利用頂きながら次の進路に向かわれた皆さんが残してくれた体験に基づくアドバイスやメッセ―ジをご案内します。 

2024年は生成AIの加速、個々の価値観や選択肢の多様化、また皆さんの働き方も一層変わってきていると感じています。日々変化する社会、労働市場、そして自分自身と向き合うためのアドバイスなど、これからの活動のお役に立てていただければと思います。 

①じっくり活動?スピード重視?大切なのは自分のタイミング 

次の進路を目指すにあたり、皆さんはどのような考えを元に、どのような時間軸で進めてきたのでしょうか。

  • 就業しながらの転職活動は、時間的にしんどいです。しかし、ここ一番の時にアクション、行動すれば良い結果につながると思います。(60代:製造 
  • 就職活動を長期間やっていると精神的に疲れてくるので短期集中で対応するのが良いと思います。(40代:製造 
  • すぐに就職活動をせず、一旦自分のキャリアを見つめ直し少し休む事も大切だと思います。時間を置く事で本当にやりたい事がでてくるかもしれないですし、今までの業務をやりたいならその気持ちが再燃すると思います。(40代:ゲーム 
  • 退職後再就職までちょうど1年間でしたが、新たな出会いや経験、知見を得ることができ、私にとっては非常に有意義な充電期間であったと思っております。ありがとうございました。50代:外資保険 
  • 私の場合は、巡り巡って最初のイメージに戻りました。ですが、巡った時間もすごく良い時間でした。(50代:メディア

スピード感をもって活動するということと、じっくり考えて活動することは、一見相反するように思えるかもしれません。しかし、皆さんからのコメントからわかるのは、「いざという時に動けるようにする」ということではないでしょうか。社会や環境の変化の中で、自分にあったタイミングできちんと動けるように準備をすること、気持ちをリフレッシュして整えておくこと、考えが逡巡してしまう時期も含めて無駄な時間は一つもないのではないかと思います。 

②自己分析は活用で大きく変わる 

よく聞く「自己分析」はやはり必要なことなのでしょうか。何のために実施するのか、そして実施するとどうなるのかを見てみましょう。 

  • 自身の今後を考えていく為に、目先のことだけではなく長い目で見ていくことも必要です。その為にも、この機会に自身の仕事や経験の見直しなど、積極的に行うとよいきっかけになると思います。あとは、ある程度の積極性をもって動くことが一番大事なことです。(30代:ゲーム 
  • 自分や自身を取り巻く環境(家族・近親者)をしっかり理解した上で、今の自分に本当に必要な事を明確にして進路を決定されると良いと思います。自分にマッチした企業がなければ長期的目線で複数の進路を明確にされた上で選択されると良いと思います。変幻自在な自分が最強だと思います。(50代:外資製薬 
  • 私自身心がけたことは1つ、自己分析でした。幾度も書類選考は見送り、面接に移っても面接官の納得した反応が見られないことも多々ありました。でもそこから基本に立ち返り自己分析をやり直したことで「自分って案外こんな経験もしてきたんだ!」という新たな発見があり、面接への機会も増え、自信をもって面接官にありのままを伝える自分に変容しました。自分を見つめ直すことができた貴重な時間だったと思います。あの時の仕事に向き合った自分自身を改めて振り返ってみてはいかがでしょうか。(50代:メディア 
  • この先何をしたいのかを見失っていたのですが、棚卸しをきっかけに進む方向性を決められたので良かったと思います。自分で決めた道だと思える事が良いです。(50代:外資製薬

自己分析の重要性はさまざまな記事でもお伝えしています。自分の長期的キャリアの選択、その選択が納得できるのか、また活動がうまくいかない時の要因は何か、面接でどのように伝えればいいのかなど、活用の場面は多くあります。自己分析は何のためにするのか、またそれをどのように活動に活かすのか、皆さんのコメントから実感できると思います。 

サポートはフル活用する 

一人の視点より複数の視点が有効、ということでしょうか。納得の進路決定のためには「使えるものはすべて利用」することをお勧めします。

  • どんなルートで案件を開拓する(ネットで検索する、自分の人脈で発掘する、エージェントに登録するなど)にせよ、すべての案件について自分と同じ利害目線で考えてくれる相談窓口を持つことは、活動中の心の安定にもとても役立ちます。活用できる場合は再就職支援のサービスを使うことを勧めます。(50代:外資IT 
  • 再就職の不安や、退職によって自信喪失していたのですが、過去の職歴での色々な経験や体験など振り返りから、コンサルタントが自分の性格や特長を引き出してくれた事で、自分を見つめなおし、自分に合った職を探す事が出来ると思います。(50代:商社 
  • 再就職活動期間中は、精神的に不安定になることもありました。しかし、定期的に担当コンサルタント様との面談を行ったことや、本やサイトなどから多くの情報を積極的に取り込むことで、モチベーションが保てた様に感じました。特にNextのライブセミナーで講師の方や参加者と触れ合うことは、大変刺激になりました。(50代:製造 
  • 本当に自分が求めているキャリプランは自身で気づかないところにある可能性があります。自身の過去の職歴を一緒に考え、面談で意見交換する中で、自身の求めているキャリアに気づくきっかけを与えてもらえるのが再就職支援ではないかと今回サービスを受けて感じました。(60代:通信

少々手前味噌にもなるかもしれませんが、やはりキャリアコンサルタントに相談することやアドバイスを受けることは役に立つと思います。再就職活動はうまくいくことも、途中でくじけることもあります。AIチャットを活用してヒントを得ることも有効ですが、気持ちの切り替えや混沌とした気持ちの整理など、活動のモチベーション維持のためには、キャリアコンサルタントへの相談や他の求職者との交流など、人と人との間でしか得られないものもあるのではないでしょうか。 

まとめ 

今回は、実際に活動した方の声を経験者からのアドバイスのシリーズとしてご紹介しました。 

変化の加速度が大きい現代において、活動する皆さんの状況や価値観、キャリアの方向性もそれぞれ大きく違います。これが正解!というものがあるわけではありません。しかし、共通して大事なことや、意識したほうがスムーズなこともあります。実際に活動を経験した皆さんのお声が、これから再就職活動をされる皆さんの参考になれば幸いです。 

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