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2024/01/15再就職活動をするときの年収の考え方

再就職活動で次の進路を検討するにあたって、年収は重要な条件項目の一つです。重要だからこそ年収にはこだわりたいところですが、一方で年収にこだわり過ぎてしまうと再就職先の選択肢が狭まり、見つけにくくなったり、内定までに時間がかかったりすることもあります。
今回のコラムでは、自分の希望年収が満たされる求人案件がなかなか見つからない、そのような「もやもや」を抱えている求職者と、面談の場でどのように対話をして年収について考えていくのかをご案内します。より分かりやすくお伝えするために、「C(キャリアコンサルタント)」と「Aさん(求職者)」の面談の一部を加工しながら、対話形式でご紹介します。

ケース事例:
再就職活動においての条件において、希望年収を検討する面談

◆ステップ1 多くの求人案件を見て年収相場を理解しましょう。

C「再就職活動において整理しておく項目として、様々な希望条件がありますが、年収についてはいくら位を希望年収の目安にされていますか?」

A「今まで、○○〇万円だったので、今後も〇〇〇万円を希望します。」

C「今までが〇〇〇万円だったので、今後も同じ金額を希望されるということですね。」

A「いくら希望かと聞かれると、あえて下げるのもおかしいと思いますし、今までの経験を活かした仕事を希望していますので年収も同じ程度を希望しています。ただ、実際にあるのか少し不安です。」

C「そうなのですね。ちなみにご希望の職種の求人案件がどれくらいの年収で募集されているか見ていらっしゃいますか?」

A「いや、見てないです。」

C「求人市場においては年収の相場がありますが、年収相場というのは多くの求人案件を見ると、その職種の年収相場が見えてきます。大体の求人に記載されている年収範囲がその職種の年収相場というわけです。Aさんのやりたい仕事と年収が、相場にマッチしているのか、まずは希望の業界職種と希望年収の二つの検索項目で多くの案件を一緒に見ていきませんか。次回の面談までに私も求人案件を探してみますので、Aさんも、見ておいてくださいね。」

◆ステップ2 希望年収と必要年収を分けて考えましょう

C「前回、希望の業界職種と年収にマッチする案件を探してみましょうと、お伝えしましたが、ご覧になってみましたか?」

A「はい、たくさん見ました。いろいろなサイトを検索しましたよ。ただ、求人はあっても、希望年収の求人はあまり無かったです。

私が希望する職種の求人をみると年収が...下がりますね。調べ方が悪いのでしょうか?」

C「私も探してみましたが、ご希望の年収よりも2~3割ほど下がるのがほとんどでした。つまりその年収レンジがご希望職種の相場のかもしれないですね。」

A「そうなのでしょうか...。」

C「前回の面談では年収いくらを希望されますかと質問しましたが、実際に必要な年収はいくらですか?」

A「おそらく、希望年収も必要年収も同じだと思います。」

C「同じだとお考えですね。ちなみに家計簿や具体的な支出の把握はされていますか?」

A「いや、していないです。」

C「一か月だけでいいので、記録をつけてみるといいと思います。記録を付けたら、固定経費と流動経費を分けてみましょう。流動経費の中でも、欲しくて買ったものなのか、何となく買ったものなのか、分けてみるといいと思います。」

A「恥ずかしながら、あまりお金のことを意識していなかったです。記録をつけるって面倒ですが、やってみます。今まで家族ともお金について話し合っていませんでしたが、話し合わないといけないですよね。」

C「折角の機会ですので、ご家族とも話し合われるといいと思いますよ。」

A「そうですよね。こんな機会でもないと話せないので、まずは家族とも話をしてみます。」

 

後日、現在の必要固定費、また、中長期的なマネープランをご家族と話されたようです。

その結果、前職と同じ程度の年収に拘らなくても、無駄な経費などを見直した事で生活は維持できることが家族で共有でき、年収条件について再検討し、希望に合う条件の求人案件を見つけました。

まとめ

なんとなく前職と同じ仕事は同じ年収が相場だと思っていませんか?その希望年収に振り回されて、希望の仕事が無いと嘆くより、まずは、ご希望の職種の年収相場を把握する。その上で、必要年収はいくらなのか、現在の生活費、貯蓄、今後のライフイベントを想像し、今後の支出を試算する。

このように実際に必要な収入と希望職種の年収相場を把握し、希望年収額が妥当なのか再考して再就職活動を進めましょう。

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