2021/07/30変えてみよう!行動パターン
再就職活動において、書類選考が通過しなかったり、せっかく面接に進んだにも拘わらず不採用という連絡があったら・・・そのときどのような気持ちになるでしょうか?大概は、考え方や行動も後ろ向きになりがちです。しかし、残念ながらという連絡がありながらも、いつも前向きに就職活動をされる方もいらっしゃいます。「今回もダメでした」というご報告と同時に「次の応募先を見つけてきました」という方や、「今のままでは進展がないので、目先を変えて免許や資格を取得します」という方もいらっしゃいます。
このようなご報告に私は元気を頂いています。早く就職される方は、気持ちの持ちようはもちろん、行動パターンも違うように思います。今回は早く就職される方に多くみられる行動パターンについてお伝えしたいと思います。
① 応募の機会を増やしましょう!情報も共有で2人3脚の再就職活動を
早く就職が決まる方の特徴のひとつには、今までの経歴に固執せずに幅広く仕事を探している、ということが挙げられます。これはやみくもに応募するということではありません。例えば、興味が持てる分野へのチャレンジなどです。また、これから先に活かせそうな免許や資格を取得して、応募の機会を増やすというのもそのひとつです。応募した結果を分析し次のステップにつなげることによって可能性を広げていくことができます。
どのように興味のある分野を探すか、どのような資格を取得したらいいのか悩むこともあると思いますが、そのような時はご相談頂きたいと思います。興味を持っていただけそうな案件を一緒に探すことができますし、取得しようとしている免許、資格の市場価値についてもアドバイスできることがあるかもしれません。応募職種や状況、面接の内容や結果など、情報を共有いただくことによって2人3脚で活動を続けられます。
② 早めに行動しましょう!
併せて大切なことはスピード感です。残念な結果であっても気持ちを切り替えて、次の応募先を探すことが重要です。興味を持てる求人が見つかれば、なるべく早く応募することでまたひとつ可能性が広がります。応募者が多ければ募集を締め切ったり、充足すれば募集自体が終了になってしまいます。早めの行動が大事です。
③ きちんと挨拶をしましょう!
もうひとつ共通することは、「きちんと挨拶をする」という事です。当たり前のことと思われるかもしれませんが、いつも自然に挨拶をされる方は、企業との面接や電話対応などでも自然と丁寧な応答となり、印象がいいのだと思います。普段から元気な挨拶を心掛けると、気持ちも上向きになっていくように感じます。
前向きな行動で良い結果に!
活動中の方の事例をひとつお伝えしたいと思います。
電子製造業で品質管理をされていた方が、これまでと全く違う業界となるパン製造の仕事へ応募されました。それまでも様々な職種へ応募され残念な結果に終わっていましたが、常に行動が早く、明るい挨拶が印象的な方です。「パン作りは趣味でもあり自宅でも作ったりするなど、前から興味がありました」とおっしゃってました。以前もパン製造への転職を検討されたことがあったそうですが、当時はご家族の反対もあり断念したそうです。今回はご家族の状況も変わったことにより応援もあり、思い切って応募したところ面接まで進むことができました。品質管理のご経歴が目に留まり、製造ではなく食品衛生管理の仕事を打診され、現在もその企業で活躍していらっしゃいます。自分の興味のある分野への転職も視野に入れ、早めの行動を心掛け、粘り強く応募し続けたことで良い結果に繋がりました。
好機をつかむために、自ら行動を起こしましょう!
このような行動は決して難しいことではありません。是非実行してみてください。チャンスをものにするためには、自ら積極的に行動することが必要です。粘り強く行動を続ければ、新しい機会は必ずやってきます。良い出会いを引き寄せるために、前向きな活動を心掛けましょう。
思い通りにいかないこともあるかもしれませんが、うまく気持ちを切り替えることで道が開けるかもしれません。少しずつ行動パターンを変えてみてはいかがでしょう。