2022/04/18キャリアコンサルタント本音の座談会① 無料のキャリア相談編
今回のカウンセリングルームからは、日頃活動中の皆さんを支援しているコンサルタント3名による座談会の内容をお送りします。どのような思いで日頃の活動支援をしているのか、どのような事例があったのかなど、語っていただきました。活動の役に立つ考え方や事例も満載です。ぜひご覧ください！
コンサルタントとファシリテーターのご紹介
コンサルタント満田
＜西日本エリア担当＞派遣事業部を経て、現在は中高年の再就職支援を中心に、幅広い年齢層の方々の支援に携わる。
趣味は、週末にジムや地元のソフトテニスクラブで汗を流すこと、写真を撮ること（本当は一眼レフを使いたいところですが・・最近は平日のお弁当をiPhone撮影）
■国家資格キャリアコンサルタント、2級キャリアコンサルティング技能士（国家検定）、GCDFJapanキャリアカウンセラー、第二種衛生管理者、キャリアトランプ®マスター資格
コンサルタント岡野
＜東日本エリア担当＞キャリアコンサルタント歴7年。中高年の再就職支援に強み、官公庁関連などの転職支援にも携わる。
週末は、地元のサッカーチームでコーチをしながら子供たちと触れ合っています。
■国家資格キャリアコンサルタント
コンサルタント上田
＜西日本エリア担当＞国内外の通信事業者向けソフトウェア開発、団体職員を経てキャリアコンサルタントとなる。自分自身の早期退職・再就職、管理職経験を活かして、ミドルシニアの再就職支援に日々奮闘中。
■国家資格キャリアコンサルタント、JCDA認定CDA、中学校教諭一種免許状・高等学校教諭一種免許状（数学）
放課後児童支援員認定資格、メンタルヘルス・マネジメントⅡ種（ラインケアコース）
ファシリテーター渡引
＜東日本エリア担当＞大学・行政機関で就職支援に携わり、多様なはたらき方を考えながら幅広い年代の方々の支援に携わる。
映画や本が好きで、現在は趣味で小説を書いています。
■国家資格キャリアコンサルタント、2級キャリアコンサルティング技能士（国家検定）、産業カウンセラー
～今回のファシリテーターとしてのコメント～
同じキャリアコンサルタントの方々がどんな思いをもって相談を行っているかお話が聞けて大変興味深かったです！ オブザーブで参加してくださった方から最後に「相談者の方への愛が感じられてとても温かい気持ちになれました」と感想もいただき、ほっこりした余韻の残る座談会でした。転機はネガティブな気持ちにもなりがちですが、視野を広げることができるチャンスだと思います。ライトマネジメント事業部ではチーム一丸となって様々なサポートサービスをご用意しておりますので、ぜひご一緒に新たな自分に出会える旅を楽しみましょう。
キャリアコンサルタント"本音の"座談会① 無料のキャリア相談編
―実際の支援を始める前に、まずはキャリア相談で今後のことを相談いただくケースが多いですよね。支援開始前の方々なので、ライトマネジメントのことをもっと知りたいということでお越しになる方もいらっしゃいます。キャリア相談はどのように実施しているのでしょうか？
上田）どんな方がいらっしゃるかな、とワクワクしながらその方が所属されている企業のホームページ見たり、職種の情報があれば調べたりします。イメージを膨らませて実際にお会いするのを楽しみにしていますね。
岡野）私は事前の情報はあまり気にせず、フラットな状態で臨むことが多いですね。心がけているのはこちらから何かを話すのではなく、「相談したいという気持ち、思っていることをざっくばらんに言ってくださいね。」というスタンスで臨みます。
満田）私もフラットな状態というのは岡野さんと一緒ですね。何を解決して帰りたいのか、モヤっとしているものをどうやって解決して帰っていただくのかを考えています。他社様と比べている方もいるので、「他にも出向いて話を聞いてみて下さい。」というのは必ず言いますね。
岡野）他社のキャリア相談に先に行っている方には（他社の）話を聞きますよね。よく聞かれるのが「ライトマネジメントは何が特徴ですか？」ということですが、Webセミナーの説明をすると、ほとんどの方から「いいですね！」と言われますね。
上田）実は他社の再就職支援を実際に受けて、私自身が経験しているんですけど（笑）。ここだけの話ですけど、確かにライトマネジメントのセミナーは充実しているなあと感じますね。
満田）やっぱりセミナーですね。オンラインでのセミナーが始まる前は、東京と大阪でのみで開催で、地方にお住まいの方は参加できなかったのですが、コロナ禍をきっかけにオンラインになって全国どこからでも参加できるのでかなりお勧めしています。
キャリア相談では、私は「あなたがここに行きたい、やってみたいってことは、私たちが誠心誠意全力で応援します、その気持ちはどこにも負けません。」ということをお伝えしています。そうすると、そこに響いて他社のお話を聞かれても帰ってきてくれる方もいらっしゃったりします。
上田）キャリア相談から始まり、実際に支援ができるのは嬉しいですよね。
岡野）キャリア相談の後、正式にお申込みをいただいて担当になってくださいって言われるのはかなり嬉しいですよ。人生での大事な活動を、自分とやっていきたいと思ってもらえるのはやっぱり嬉しいです。
上田）キャリア相談って何度もできるじゃないですか。他にもキャリアコンサルタントがいるので「他の人の話が聞きたければリクエストしてみてください！」と言っていますね。
岡野）あーそれ、私も言っていますね。過去に4回くらい相談された方もいましたね。「次はいつにしますか？」って感じで。結局うちを選んでくれて、時間はかかったけれど無事に再就職もされました。
満田）いろいろな背景をお持ちの方がいますからね。それぞれの方に合う対応をするっていうのが重要ですよね。
―キャリア相談の担当をした方から今後の支援もお願いしたいと言われると、実際の活動前と活動開始後の姿の両方を見られるということですね。キャリア相談を受けた方、受けていない方でその後の支援で何か違いはあるのでしょうか？
岡野）まずは当社を選んでくれたのは嬉しいことなので、お礼から入りますね。「これから一緒にやっていきましょう！」と改めて話をしていくことでその方も少し意識が変わるところがあるかもしれません。それ以降はキャリア相談にお越しいただいた方だから、ということでこちらの対応で何か違いがあるっていうのはないですね。ただ全くの初対面と比べるとお互いの距離感は近くなっている感じはあるし、関係構築が早いですね。
満田）ある程度話が進んでいますもんね。キャリア相談が初回面談みたいになっている方もいますし、その辺は少し違うかも。その後の進め方は基本的には変わらないですけどね。
上田）相談の過程で、私は自分の中である程度その方の活動の見立てを立てて、こういうところで変わって欲しいなとか、こういう行動や考え方をすればうまく進むかなとか、思っているところがありますね。相談を経ることによって、変わってくる姿を見られるっていうのも何となく嬉しくないですか？
満田）そうですね～、どうなんだろうなあ。もちろん私も自分なりの主観や見立てはもっているんだけど、それはただの見立てで・・・。
岡野・上田）そうですね。
満田）やはり、その活動者の方がどうしたいかっていうことにしか向かないようにしていて、その辺は意識的にその方が行きたい方向、思っていることに注力しますね。客観的に見ると回り道をしているかもしれないですが、納得をしていただきながら活動を進めていくというのが重要かなと思って、その辺は結構気を付けていますね。
岡野）私も同じような感じですね。あと、上田さんが言ったように、やっぱり、活動をしていく中でいろんな変化ってあると思うんですよね。その変化もほんとに人によって様々だけれども、支援が終わる時の面談で全体を振り返った時に、活動の最初ってこんな感じで動いていたけれども、途中こんな感じになってとか、振り返りの確認みたいなことをすることによって、なんだろう・・・。本人も「あっ、こうやって自分は変化して今に至っているんだな。」とか、気づきがあるというか・・・。
満田）そうそう！
岡野）まあ、押しつけじゃないけれども、この支援を受けたから、「ああ、こういう風な結果になったんだ。」っていうのを思ってもらえたらいいかなって思うので、振り返りみたいなことをすることもありますね。そうすると本人も、「そうですよねー！」っておっしゃって、ご自身の変化や成長に気づかれるというか。
上田）確かに！その振り返りはいいですね。
満田）それはやったことはなかった～。「たどり着きましたね！」という話は感想としてもらうことはあるけれど。いいですね！
上田）自分自身の振り返りをしてもらうっていうのはいいかも！そのネタ貰いましょう、次回やります（笑）
岡野）お互いに振り返るとおもしろいですよ。今の仕事に巡り合うために何をしてきたのか、「あなたがやってきたことですよ。」と言って送り出すっていう。その方の努力が今に繋がっている、というか。その方の新しい職場での自信にもつながると思っています。本音を言うと、ついでに私たちが一緒に活動してきた意義みたいなの感じてもらえると嬉しいかな。
―納得しながら進んでいただくことが大切ですね。
＊キャリアコンサルタント"本音の"座談会① 無料のキャリア相談編 はこちら
＊キャリアコンサルタント"本音の"座談会② キャリアチェンジ編 はこちら
＊キャリアコンサルタント"本音の"座談会③ 再就職活動のポイント編 はこちら
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