再就職活動ライブラリ キャリアカフェ career cafe

会社で早期退職制度の募集が始まり、このまま会社に残った方がよいのか、それとも制度に応募して退職した方がよいのかを悩んでいる方もいらっしゃると思います。

ライトマネジメントでは実際のサービスを受けて頂く前に、無料の「事前キャリア相談」という時間を設けています。私がこれまでにキャリア相談をさせて頂いた方の中にも、夜も眠れないくらい悩んでいる、という方がいらっしゃいました。しかし、キャリア相談でいろいろとお話をした後に、少しだけ笑顔になって「前向きにもう一度よく考えます。」とおっしゃって帰っていかれました。その方がどのようにキャリア相談を活用されたのかをご紹介します。

①状況を言語化しましょう

まずは50代半ばの男性で、百貨店でマネージャーをされていた方の事例です。会社の早期退職制度に応募するかどうかについて深く悩んでいらっしゃいました。何から手をつけてよいかわからないということでしたので、まずは、会社に残る選択をした場合に、　想定される環境の中でどのようなキャリアが描けるか、退職した場合はどのようなキャリアを描けるか、書き出してみることをご提案しました。ただ考えているだけでは、どうしても同じところをぐるぐる回ってしまいがちですが、言語化することで、事柄が明確になる場合があります。

②不安な点を相談しましょう

次に、退職した場合のキャリアについて、不安な点をそのまま相談してみてください。「この年齢で次の仕事は見つかるのだろうか」「ひとつの会社しか経験がないのだけれど...」など、様々な不安があると思います。キャリア相談では、皆様の不安にできるだけ応える対応をしています。同年代の方の就職事例をご紹介したり、企業が求める人材についてお話したりしています。専門家のアドバイスを受けることで、いろいろな見方や考え方ができるようになるかもしれません。

こちらの方も、「百貨店はつぶしがきかないという話を聞いているのですが...」と、不安な気持ちを話してくださいました。しかし、これまで身につけてこられた「おもてなしの心」や「ストレス耐性」などが企業から評価されている事例をご紹介したところ、「少しだけ気持ちが軽くなりました。」とおっしゃっていました。

③親しい人に相談してみましょう

進路を決める際は、ご家族や親しい人のご意向も大切な指針です。もちろん最後はご本人の判断ですが、親しい人とお話することで、気がついていなかった自分の気持ちを確認することができるかもしれません。状況を整理し、不安な点を確認し、少しずつ解消できてきたら、親しい方に相談してみることをお勧めしています。心から応援してくださる選択を一緒に考えていくことで、方向性が決まってくるのではないかと思います。

こちらの方は、キャリア相談の後にいろいろ考えた上で、最終的には会社を退職するという選択をされました。一番の要因は、「家族が応援してくれたからです。」と、すっきりした笑顔でおっしゃっていました。

④前向きになれる選択はどちらかを考えましょう

人生は２つの道を選ぶことはできません。どちらの道を選んでもそれぞれに大変なことはあるかと思います。それでも、信じた道を進んでいくために、自分が前向きになれる「選択」をしていきましょう！

事前キャリア相談を活用してみませんか。　

会社に残るべきか、退職するべきか、どちらを選択したらよいかを悩んだり、不安を感じたりしている方は、まずはキャリア相談でコンサルタントとお話してみませんか。私たちは、みなさまの不安を和らげ、お考えを進め、ご自身が納得できる「選択」をするお手伝いをさせて頂きます。

事前キャリア相談のご予約はこちらから

【ご注意ください】再就職支援サービスは法人契約をしている企業の従業員の方に対するサービスです。個人との直接契約は行っておりません。弊社と所属される企業との契約をご確認の上ご予約ください。

キャリアコンサルタント　池上