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2021/02/26企業面接の面接官は敵?!

このタイトルを読んでどのように思われましたか?
そんなこと考えたこともない、どちらでもない、まさに敵だと思う・・・など様々な受け取り方があるかと思います。
もし、企業面接の面接官が敵だと感じている方は、もしかしたら面接は、減点法での採用方法だとお考えかもしれません。
そこで、今回は企業面接についての心構えをお伝えしたいと思います。

企業面接の目的とは

面接は企業が書類選考をし、その選考を通過した方に直接会うことにより、企業が求めるスキルや知識・経験があるか、一緒に働ける方か、また自社にとって戦力となるかを見極め、採用することが目的です。
企業は、組織にとって必要だと思う人材を採用したいと考える中で、「誰を採用するか」を真剣に考えて、面接を実施しています。

書類選考から面接へ

多くの企業が、書類選考を経て、面接、内定の手順で採用の選考をしていきます。
書類選考では、企業は必要な経験、スキルなどのボーダーラインを設定しています。面接に臨む人は、このボーダーラインを通過している人なのです。
そのため、面接ではそのボーダーラインを超えていること前提として、応募者のスキルや知識の詳細を確認します。
また、面接での質問を通して、積極性・やる気・熱意、周りの人とうまく仕事ができるかなど、様々な観点から加点していき、最終的に自社の求める人材であるかを判断し、採用を決めるのです。

つまり、「誰を落とすか」ではないのです。面接では、減点法ではなく加点法で選考が進められていく、という意識をもって、前向きにアピールをしていくことがカギとなります。

第一印象と事前準備

これまで再就職のご支援をする中で、多くの方と一緒に面接準備を実施してきました。その際には、重要なポイントは第一印象と事前準備とお伝えしています。
第一印象は、面接マナーや立ち居振る舞いです。
そして事前準備は、面接官からの質問に対して、「何と答えるか」でなく、自分のスキルや能力、知識、仕事への姿勢などの強みを把握して、「何を伝えたいか」を用意しておくことが重要です。
このように、第一印象で好印象を持ってもらうこと、意欲や強みをしっかりと伝えることが、まさに加点に繋がるのです。

面接での具体的な対策は、ご支援の中でキャリアコンサルタントが一緒に進めていきますので、ご安心ください。
面接官は敵ではありません。ご縁があれば一緒に仕事をする仲間です。面接官は、味方だと思って怖がらず、できる限りの準備をして臨みましょう。

キャリアコンサルタント 林

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