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2021/11/04年齢を問わず異業種・異職種にキャリアチェンジする人は多い!(前編)

キャリアチェンジで大事なことは?

活動中の方との初回面談では、現在のお気持ちや今後の方向性(希望の業種や職種など)についてお考えを必ずお聴きします。意外とキャリアチェンジを検討されておられる方が多く、その理由も様々で、一緒に検討を重ねていきます。一方で、当初はキャリアチェンジを全く考えていなかった方でも、活動を進める中で異業種へのチェンジを選択肢にいれ、応募範囲を広げるというケースもよくあります。
最終的にキャリアチェンジ(異業種異職種)や異業種同職種への再就職は、年齢、地域を問わず半数ほどはいらっしゃるように思います。キャリアチェンジを実現するためには、同業種同職種の再就職をお考えになっている方以上に、ご自身の強みや関心に気づき、理解することに加え、これまでのご経験と異なる業種や様々な職種について知ることが重要となります。

具体的な事例は?

キャリアチェンジ(異業種異職種)や異業種に再就職した方の事例を簡単に記載します。様々な事例がありました。

キャリアチェンジの例(異業種・異職種)
出身業種経験職種決定業種決定職種
情報通信業 技術営業 サービス業 社内システム統括管理職
情報通信業 営業 官公庁 企画
IT業 社員研修リーダー 大学 事務
IT業 営業 国家外郭団体 調査
IT業 エンジニア 介護施設 介護補助
製造業 エンジニア 公共文化施設 企画
製造業 営業 公益財団法人 地域産業振興コーディネーター
製造業 営業管理職 人材サービス業 キャリアコンサルタント
製造業 製造 運行 バス運転手・警備
アパレル業 営業 高校 陸上部指導者
百貨店 営業管理職 地元観光業 販売促進管理職
ゲーム業界 デザイナー 建築設備業 電気工事士
キャリアチェンジの例(異業種・同職種)
出身業種経験職種決定業種決定職種
製造業 経営企画部門管理職 オーナー企業 社長補佐職
製造業 社員研修 リース業 社員教育
キャリアチェンジの例(異業種・異職種)
出身業種経験職種
情報通信業 技術営業
情報通信業 営業
IT業 社員研修リーダー
IT業 営業
IT業 エンジニア
製造業 エンジニア
製造業 営業
製造業 営業管理職
製造業 製造
アパレル業 営業
百貨店 営業管理職
ゲーム業界 デザイナー
決定業種決定職種
サービス業 社内システム統括管理職
官公庁 企画
大学 事務
国家外郭団体 調査
介護施設 介護補助
公共文化施設 企画
公益財団法人 地域産業振興コーディネーター
人材サービス業 キャリアコンサルタント
運行 バス運転手・警備
高校 陸上部指導者
地元観光業 販売促進管理職
建築設備業 電気工事士
キャリアチェンジの例(異業種・同職種)
出身業種経験職種
製造業 経営企画部門管理職
製造業 社員研修
決定業種決定職種
オーナー企業 社長補佐職
リース業 社員教育

どのように検討し、応募目標を設定していくべきか?

転職・再就職活動の中で、ご自身の強みや関心事を改めて認識し、自己理解を深めるために、個別面談と併せて「キャリアの振り返りと自己理解」のセミナーをご紹介しています。キャリアコンサルタントとの面談やグループワークの中で自己分析するのが目的です。
「具体的に、強みは何だと思われますか?」という質問を元に、専門的な知識や経験、業種のネットワークに加え、汎用なスキル、例えばコミュニケーション能力やチームを率いる力、後進の育成など、業種を超えても活かせる、活かしたい能力に気づかれるはずです。
続いて、「どんなことに関心がありますか?」という切り口でこれまでの人生で興味があったことや注意を払ってきたことを考えます。
例えば、地域社会や産業振興への貢献、人の育成やサポート、デジタル化の促進など、またご自身の専門性を高めるための資格取得など、お一人お一人多種多様なことがあるはずです。
社会人のご経験が浅い方は在学時代に考えていたことや、知人の仕事からヒントを得ることがあるかもしれません。

このようなセミナーや個別面談を通して、興味や関心を抱いた業種や職種についての理解を深めてください。
様々な求人検索サイトを利用したり、人脈などを大いに活用することも重要です。業界全体の雇用状況を調べ、具体的な業務内容を確認して仕事のイメージをつかんでみてください。併せて、年収など諸条件を確認し将来設計と照らし合わせ、新たなキャリアチェンジへの準備をしていきましょう。
資格を取得する場合は、キャリアコンサルタントに相談し、就職に結びつく資格なのか、また資格取得に要する期間と再就職したい時期との関係、教育講座の内容、教育訓練給付金の有無などをご検討ください。
再就職に有効な資格であれば是非チャレンジしてください。

後編では、実際の応募の方法や入社にあたっての心構えなどをご案内します。

年齢を問わず異業種・異職種にキャリアチェンジする人は多い!(後編)

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