2023/04/24早期退職から転職活動する中で、取り組むべき5つのポイント
退職ということになると、それだけで精神的にも体力的にも非常に負担が大きくなります。しかし、焦らず、冷静に考え、この機会をチャンスと捉えて前向きに取り組むことで、再就職に向けての道を拓くことができます。今回は5つのポイントとしてご紹介します。
1.これからの戦略を練る
戦略というと難しく感じるかもしれませんが、今後どういった仕事に就きたいか、どのような働き方をしたいか、将来的にどういう人生を歩みたいかという自分自身の希望を整理し、将来のキャリアプランを考えるということです。
特にキャリアチェンジを希望する場合は、その仕事にはどのようなスキルや知識が必要なのかを調べ、不足しているスキルの補完をするために情報を集めたり、資格を取る勉強を始めたり、戦略を練るのと同時に動き始めるということも重要です。
また、実際に求人情報を確認してみることでも転職市場の動向が分かることもあります。戦略を頭の中だけで考えるだけではなく情報を収集して肉付けをしながら具体的にしていきましょう。具体的な目標を持って活動をすることで、再就職への近道につながります。
2.自分自身を売り込む準備をする
書類選考、また面接の際には自分自身をしっかりとアピールすることが大切です。自分自身をうまくアピールすることが不得手と感じている方は、まず自分の経験やスキルの棚卸をし、自分の強みや自己アピールポイントを整理しましょう。そしてそれを相手に分かりやすく伝えられるよう、明確に言語化することが重要です。その強みや自己アピールのポイントが、転職先でどのように役に立つものなのかをしっかり相手に伝えられるように準備をしましょう。
書類選考では、目に留まる応募書類を作成することがとても重要です。日々多くの書類を目にする採用担当者に伝わりやすく、興味を持ってもらえるような応募書類を作成することも重要です。
3.転職活動期間中に自分自身を成長させる
退職をされた後、特に長期間の勤務をされた方は、この機会に少しゆっくりしたいと思う方もいらっしゃると思います。決して悪いことではありません。ただ、ゆっくりしながらも、スキルアップや自己学習などで自分自身を成長させるという意識を持ち続けることが大切です。
採用側の企業は、どのような経緯で退職をされたのかではなく、これからどういうことをしていきたいのか、という意欲を重視されることが多いです。ゆっくりしている間にただのんびりと過ごすだけではなく、今後のために自身を成長させるという意識をもっておきましょう。自分自身のスキルアップに関して不安を持っている場合は、ニーズの高い分野や業界を調べてみるなど、自分自身に合った分野を探してみることもお勧めします。
4.気持ちや自身の状況をシェアする
やむを得ず退職となった場合は、焦りや不安を感じることがあるかもしれませんが、周囲にアドバイスを求めたり話を聞いてもらったりすることで、有益な情報を得ることができます。
ご家族や友人など身近な方とコミュニケーションを取る他、ハローワークに出向いて支援を受けること、またご出身企業が再就職支援サービスを導入されているのであれば、その支援を受けるとともにコンサルタントと話すことができます。また、同じように退職された方とつながりを持ったり、言いたかった事を話したりして、ストレス解消につなげることもできます。ご自身で積極的にネットワークを構築したり、情報交換をしたりすることで新たな人脈を持ち、その関係性で新たな就職先を見つける可能性もあります。
決して抱え込まず、ご自身が思っていることやこれからの不安など、周囲の方にも伝えていくことをお勧めします。
5.常に前向きでいるように心がける
退職直後は、落ち込んだり不安になったり様々な感情があると思います。時には自分自身を責めたくなる気持ちになるかもしれませんが、過去を後悔するよりも前向きに考えることが大事です。
繰り返しになりますが、採用企業はこれまでのことよりこれからのことを語れる方に期待をします。活動の中で、書類選考が通らない、面接がうまくいかないなど様々な困難もあると思いますが、常に前向きな気持ちでいるように心がけてみましょう。
私たちライトマネジメントは、再就職支援サービスを通して今回お伝えしたようなポイントを、ご支援の伴走をしながら支援していきます。担当コンサルタントと二人三脚でがんばりましょう。