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「今のまま、この仕事を続けていいのだろうか。」、「今後のキャリアの為に、何か始めたいけれど、何を始めていいかわからない。」そんな漠然とした不安をかかえつつも、つい「年齢を理由に行動しない」、「今できることを先に延ばしにしてしまう」という方もいらっしゃるかもしれません。

キャリアコンサルトである私自身も50代後半を迎え、これからのキャリアを考えることが増えました。そんな時手に取ったのが、弊社のシニアコンサルタントである難波猛が出版した著書です。この本を読んで、『今日この瞬間が、あなたにとっていちばん若い日』、この当たり前のことがすとんと胸に落ちました。すると私は、今を大切にするために少しだけ前へ踏み出してみようかな、と思うことができました。この経験を皆様と共有させていただきたいと思い、記事に致しました。

そもそも「自分のありたい姿」とは？

『自分のありたい姿で働くためには、【変化し続ける力】、【学び続ける力】が最も重要なスキルである。』　という内容を読んで、そもそも私の「ありたい姿」というのは「どんな姿」なのかを考えました。いろいろ悩んだ結果、当たり前かもしれないけれど、「できるだけ健康で、少しでも長く仕事を続けている自分でありたい」と思っていることに気がつきました。普段は何気なく過ごしていますが、たまには「自分が何を大切にしているか」を見つめることも必要だと思いました。

「自分のありたい姿」のためにできることは？　...　①変化を楽しむ

まず「健康でいるため」にはどうすれば良いのでしょうか。書籍では『【変化を楽しむ】姿勢が必要です。』とありました。

『【変化を楽しむ】ためには、通勤ルートを毎回変える、仕事の進め方を見直す、違う人に会ってみる、社外コミュニティに参加する等、【変化することは、意外に楽しい】という経験を自分の中に積み重ねる』ことが大切なのだそうです。私も、自分にできる小さなことから始めることで、変化を楽しんでみようと思います。

≪私の目標≫

◎これからは1日５分、毎日「違う運動」をします！

（これまでは3日に1度くらいラジオ体操をするだけでした...）

「自分のありたい姿」のためにできることは？　...　②学び続ける

「少しでも長く仕事を続けたい」という姿を実現するためには、新しい仕事にチャレンジすることも必要になるかもしれません。『新しい仕事や環境で成果を出し続けるためには、将来を見越して、【積極的、戦略的に学ぶ】ことが重要な行動』だと書いてありました。

しかし、どうしても「面倒だけれど仕方ない」、「言われたからとりあえず」、「何となく勉強しようかな」と思ってしまいます。そんな時にお勧めの学習戦略が、『【好きで、できること】、【仕事（またはプライベート）で使う機会があること】に関連する領域から学習の幅を広げていくこと』だそうです。私も、今の仕事に必要な勉強を積極的に続けていこうと思いました。

≪私の目標≫

◎資格の更新研修は1番興味のある研修に申し込みます！

（これまでは申込がぎりぎりになってしまい、内容ではなく、期日の近い研修に申し込んでいました...）

「今が一番若い」から、小さなことから始めてみましょう！

これからのキャリアを考えた時、先が見えずに不安になることもあります。そのような時は、キャリア相談を受けたり、お勧めの本を読んでみたりしてはいかがでしょうか。専門家からアシストやヒントを得ることで、前向きに行動できるようになるかもしれません。

「今日この瞬間が一番若い日です。」

だから私も、本当に小さな一歩を踏み出しました。いきなり大きな目標を設定してしまうと、なかなか動けなくなってしまいます。まずは「ちょっとしたアクション」、「昨日までやっていなかったとこ」にチャレンジし、私たちと一緒に、確実に「スモールステップ」を積み重ねていきましょう！

引用書籍：マンパワーグループ株式会社シニアココンサルタント　難波猛　著『「働かないおじさん問題」のトリセツ』　

キャリアコンサルタント　池上