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コロナ禍により「WEB面接」の機会が増えている中で、弊社主催のセミナー「WEB面接の受け方」や、実際に私自身が支援させて頂いている求職者からお聞きしたハプニング事例をご紹介させていただきたいと思います。
皆さんがWEB面接を受ける際に参考になるかもしれません。

雷による通信環境の遮断

この方は、事前の準備もしっかり整えた中で、WEB面接に臨んでいました。ところが急に天候が悪くなり雷が鳴り始めました。
その段階では面接に集中していたため、この後起こり得ることなど知る由もありませんでしたが、面接も中盤に差し掛かった時、大きな雷とともに部屋の明かりが突然消え、停電になってしまいました。
WEB面接を行っていたパソコン自体は充電されており稼動していましたが、停電によりWifiが遮断されたため通信が遮断されてしまい、面接が出来ない状況となりました。
既に何度かWEB面接をご経験されている方ではありましたが、雷までは想定しておらず、まさかの通信遮断に慌ててしまったそうです。
結果的には直ぐに復旧し、再接続後無事に面接を終える事が出来ましたが、在宅であっても天候への注意が必要、と実感されたそうです。

ご家族のご協力は必須

またある方は、事前に案内のあった面接予定時刻が11:00から約１時間ということで、ご家族にもその旨を事前に説明しご協力を得ていました。ところが思いの外、1時間で終わる予定の面接時間が長引いてしまい、15分ほど延長していました。
ご家族は、12時も過ぎており、少し時間も経過していたため、既に面接が終了しているものと思い、「お昼ごはんです」と言いながら部屋のドアを開けてしまいました。実際には面接が終了していなかった為、直ぐにドアを閉め姿が見えることはありませんでしたが、ご家族の「お昼ごはんです」の言葉は聞こえてしまいました。
話が弾んだ上での時間延長になっていたこともあり、ちょっとしたハプニングとして面接官の方にも笑って対応頂けたとのことでした。

服装も注意！

WEB面接の場合、実際に画面に映し出されるのは上半身のみとなり、下半身が画面に映るという事は基本的にありません。
そうしますと、人によっては上半身のみ身だしなみを整え下半身は・・・という方もいるかもしれません。しかしながら、企業側もWEB面接の経験も豊富となり、中には面接の冒頭で「一度その場でお立ち下さい」と促されたケースがありました。
その方はしっかり準備を整えていた為、全く問題無く立ち上がる事ができましたが、もし、スボンを履いていなかったら・・・と思うとゾッとされたそうです。

まとめ

現在では、WEB面接が当たり前のように日々行われております。
この「キャリアカフェ」に掲載している記事：「WEB面接（オンライン面接）を受ける際のポイントとテクニック」にも「事前の準備」の重要性を記載していますが、通信環境については注意深く準備を進めても、自然現象には勝てません。
また、ご家族へご協力を依頼していても、予定時刻を上回る面接も想定されます。
いつ何時何が起きるか分からないのがWEB面接です。今回ご紹介した事例以外にも予期せぬことが起きることは、今後も十分考えられます。事前に準備出来ることをしっかり進めておくことにより、ハプニングが起きた際、冷静に対応できる「心の余裕」をお持ちいただければと思います。

≪一緒に読みたい記事≫

「WEB面接（オンライン面接）を受ける際のポイントとテクニック」はこちら
https://mpg.rightmanagement.jp/careercafe/career_tips/room08b.html

キャリアコンサルタント　岡野